笑い話 amusing story 2004 7 15
いつも、固い話ばかりなので、たまには、笑い話をしましょう。
あれは、何年前だったか忘れましたが、こんな会話がありました。
私は、そのつもりは、なかったのですが、
時期的な問題で、ある会社の株主となってしまいました。
確か、「試し買い」のつもりで買った株でした。
忘れたころに、配当金の通知が来ました。
そこで、株主であることに気づいて、その会社の商品を買ってみました。
意外に、よい商品なので、続けて買い物をしました。
そして、配当金以上に買い物をしました。
家族からは、「配当金を回収されてしまった」と指摘がありました。
やはり、株主になると、ライバル会社の商品は、買いにくいものです。
これは、プロ野球のファンの心理に近いかもしれません。
昨年、何回か、「株主=消費者」と書きましたが、
これは、過去の体験を元に書きました。
笑い話は、ここまでです。
囲い込み enclosure 2004 2 26
これは、現代の「囲い込み」なのか。
少子高齢化が進む日本においては、
市場の規模が、今後、縮小していく。
このような日本においては、
企業による、消費者の「囲い込み」をする必要が出てきたのでしょう。
株主=消費者。
いや正確には、株主=固定消費者。
何となく、今の日本は、イギリスの産業革命の前夜のようだ。
「囲い込み」と「農業革命」、そして「産業革命」。
「たんぱ市況コメント」には、このような記事がありました。
「アサヒビールの前12月期における単位株主数は8万人超と、
6月中間期の4万人に対して、2倍に増加した。」
現代の「囲い込み」とは、
境界のはっきりしない耕作地や共有地(消費者)を、
垣根など(株主優待制度)で囲って、
個人(企業)の所有地とすることである。
こうした「囲い込み」に対して、
また、「出遅れる」企業が、出てくるのでしょう。
今は、スピード経営の時代です。